こんにちは。mizumu326です。
1年くらい前でしょうか。岸田首相が就任した際に”新しい資本主義”という言葉がしばしば聞かれました。そんな頃にたまたま手に取った本です。
【タイトル/著者】
サステナブル資本主義/村上 誠典
【読んだ理由】
・タイトルの通り、持続可能な資本主義とは何かに興味があったため。
【参考になったこと】
・投資家マインドの消費者が未来をつくる、ということ。資本主義では、投資家が投資する価値があると思う事業に資本が投下され、労働者が働いて消費者が物やサービスとして利用するわけですが、資本が投下された事業であっても、売れない物やサービスは市場から淘汰され、逆に消費者が価値があると認められ、選ばれる物やサービスはどんどん規模が広がっていきます。単純なことですが、消費者が物やサービスを選ぶときに、コスパだけでなく、将来どうなるべきか、どうあってほしいか、という視点も併せて考えて選ぶことで、それがやがて積み重なって持続可能な未来が作られていくということです。
・個人的には、石油資源は有限で、加えて昨今のエネルギーの供給不安は大きな問題だと感じます。そこで、新居はできるだけ省エネになるような家、また太陽光発電を設置して自分で使うエネルギーをある程度賄える家を建てる予定です。
・この本ではサステナビリティに焦点を当てていますが、それ以外でも原則は同じだと思っています。日頃から、自分が「推せる」物やサービスにお金を使うことで、それが広がっていくのだと思います。