こんにちは。mizumu326です。
この記事では北海道旅行5日目の様子を残していきたいと思います!
前日までの様子はこちら。
硫黄山で大地のエネルギーを感じる
まず朝一で我々が向かったのは、川湯温泉からすぐ近い硫黄山です。アトサヌプリとも呼ばれます。駐車場で車を降りるとすぐ、写真右下のように遠くに煙が上がる山が見えます。少し近づくと硫黄の匂いがしてきます。近くまで寄っていくと、写真左のように黄色い硫黄の塊を纏った岩の隙間から、水蒸気が吹き上がるのが良く見えました。
硫黄山のすごいところは、水蒸気を吹き上げるこの岩のすぐ横まで近づけるところです(安全には十分注意してくださいね!確実にヤケドします!)。また、写真右上のように所々に空いた穴からは熱湯が勢いよく流れている様子を見ることもできます。まさに自分が立っている地面のすぐ下から、大地のエネルギーをひしひしと感じられる、そんな場所でした。
サクラマスの大ジャンプ
硫黄山を後にして向かったのが清里町のさくらの滝。ここはオホーツク海に向かって流れる斜里川の途中にある滝で、海から帰ってきたサクラマス(ヤマメ)が上流に向かって滝を登る様子を見ることができます(毎年6-8月ごろ)。今回の旅を計画するにあたって、ここはぜひ見たいポイントの1つでした!(旅を終えてから見ましたが、タレントの出川さんが出演されている「充電させてもらえませんか」でもこのさくらの滝に立ち寄られていましたね)
高さ3mほどの滝を次々と挑んでいくサクラマスたち。海で沢山餌を食べて50センチ前後の大きさになったその姿はとても迫力がありました。
【サクラマスの撮影について】
・いつサクラマスがジャンプするかはわかりませんが、10-20秒に1回くらいはジャンプしていたので連写さえできれば撮影できないことはないと思います。
・今回我々はルートの都合上朝9時台にここを訪れていますが、お昼になると光が真上から差す形となり、サクラマスの魚体がより輝いて見えるそうです(偶然話しかけてくださったデジタル北海道の写真家のおじさんより)。もしこれを目当てに行かれる方は時間帯を気にしてみてもいいかもしれません。
初の知床五湖
サクラマスのジャンプを見た後は、道の駅さっつる、しゃり、ウトロに寄りつつ、知床五湖を目指しました。知床は学生時代に岩尾別ユースホステルに泊まって羅臼岳に登ったことがありましたが、知床五湖は今回が初めてでした。
ハイキングコースの入り口がある知床五湖フィールドハウスには自家用車で向かう方法と知床自然センターからバスで向かう方法がありますが、お盆で道が混雑しているので、今回は渋滞をパスできるバスでへ向かいました。ちなみに、車を停めた知床自然センターには売店やレストランがあり、知床のオリジナルグッズが結構豊富にあるので、お土産目当てで立ち寄るのもアリだと思います!
知床五湖フィールドハウスではチケットを購入し、講習を受講した後、ハイキングをスタートしました。ハイキングコースは主に一湖、二湖を巡る短いコースと、五湖すべてを巡る長いコースの2種類がありますが、ほとんどの方が長いコースを選ばれていました。
長いコースでは反時計回りで五→四→三→二→一湖の順で歩いていきます。おおよそ1時間と少しくらいで一周できました。湖と知床連山の組み合わせが非常に美しく、季節を変えてまた訪れてみたいなと思える場所でした。
本日のお宿
知床五湖を満喫した後はそのまま知床峠まで登っていき、羅臼側へ下りました。峠までは晴れていたのですが、峠に差し掛かった途端に曇り。さくらの滝で出会ったカメラマンのおじさん曰く、夏の時期はオホーツク側(ウトロ側)は晴れやすく、太平洋側(羅臼側)は曇りやすいそうです。
羅臼側に下った後は、折角なので最北東端まで行きたかったのですが、時間の関係もあり断念。羅臼の道の駅でホッケの開きを買い、本日の宿である尾岱沼ふれあいキャンプ場へ向かいました。
尾岱沼ふれあいキャンプ場は目の前に太平洋を望む絶好のロケーションのキャンプ場です。が、この日は曇り(霧)のため海の眺望は残念ながら無く...それでも夕飯に食べた羅臼のホッケは大変美味しかったです!
旅もいよいよ折り返し。その6へ続きます。